今回の話題は「減塩味噌作り」と「若狭牛」

「減塩味噌づくり」は、30年ほど前から、「家族の健康を考える発酵食品」をキーワードに、毎年1月から2月にかけて福井市管内の各地区で体験会が行われています。普通の味噌は塩分濃度13%くらいなのですが、減塩味噌では11%～12%になるようにしています。塩分以外は麹を増してみたり、豆にこだわったりと、“我が家の味”にアレンジもできるそうです。
今年の体験はもう終了してしまうので、興味のある方は来年チャレンジしてみてください。


福井を代表する「若狭牛」は、色鮮やかな霜降りと、きめ細かくて柔らかい肉質が特徴です。「黒毛和牛で血統が明確であるもの」「福井県内で12か月肥育されたもの」などの条件を満たしたものだけが「若狭牛」と呼ばれています。
生産者の1人である清水さんは、5棟の牛舎で約140頭の若狭牛を育てていて、出荷までの約28か月間、毎日、牛の体調に変化がないか気を付けているそうです。
若狭牛は認証店に置いてある木彫りのプレートや、店頭販売のパックについているシールが目印です。