2013年12月に「越前箪笥」が国の伝統工芸品に指定されました。
越前市には「タンス町通り」があるなど古くから木工職人が活躍していた歴史があります。
地元・越前市出身の山口祐弘さん（３８）は２年前に独立した家具職人。
日々の仕事の合間をぬって今、イベントに展示するための「越前箪笥」を作成中です。
100年以上前から各家庭で大切に使われてきた「越前箪笥」自分も100年200年と愛される箪笥をつくりたい。“確かな品”を作るために親方の上坂哲夫さん（越前指物組合理事長）にアドバイスを仰いだり、若手職人同士で意見を交わしあいながら技を磨いています。