大野市で暮らし、普段は同じ病院で介護福祉の仕事をしている三嶋香代子さん(38)と村上洋子さん(34)は、地元の食材や食文化を活かし「nishoku」という名前でフードユニットとして活動しています。
三嶋さんが34歳で病気を患ったときに、子ども頃に祖父母と遊んだ田んぼや畑の風景を思い出したのがきっかけです。
自分が食べてきた自然の恵みを自分で料理し、多くの人に味わってもらいたいという願いから、かつて食の道を志したこともある村上さんを誘い、本格的な活動をスタートさせました。
今では、料理教室やイベントのケータリング、学校給食のレシピ開発なども手掛けています。
大野の人々が育てた素晴らしい素材を、二人の色で発信するのがnishoku流。
子どもたちを対象にした料理教室では「いつか大野を離れることがあっても思い出してもらえるような故郷の味を残したい」と話します。
今後は、自分たちの手で育てた野菜を使ったレストランを計画するなど、さらなる展開に夢を膨らませています。
【月】 キラリ情熱人
仕事、趣味、地域活動などで情熱を持って頑張る人たちにスポットを当てるミニドキュメンタリー。
情熱や元気の源をとことん追いかけ 応援していきます。
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2018.07.09(月)