「鳥のことなら何でも聞いてください」。
福井市自然史博物館の動物専門学芸員・出口翔大さん(30)は、
仕事の傍ら鳥の研究を続け、一昨年博士号を取得した"鳥博士"です。
現在は仕事の合間をぬって
天然記念物「マガン」の生態の研究を続けています。
マガンは昔から日本人になじみのある鳥で、
食や芸術など様々な文化にも関わってきました。
出口さんは、マガンを保護することは、
かつての日本人が作り上げた
文化を保護することにもつながっていくと考えています。
「子供の頃に出会った学芸員のように、
自分も自然の良さや面白さを伝えたい」と語る出口さんは、
持てる知識すべてを活用して動物たちの意外な一面を紹介したり、
研究の実体験を基にした自分ならではの解説ができる学芸員を目指します。
【月】 キラリ情熱人
仕事、趣味、地域活動などで情熱を持って頑張る人たちにスポットを当てるミニドキュメンタリー。
情熱や元気の源をとことん追いかけ 応援していきます。
仕事、趣味、地域活動などで情熱を持って頑張る人たちにスポットを当てるミニドキュメンタリー。
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2020.01.27(月)