行ってみました。
名護市辺野古。
一度は名前を聞いたことがある、普天間基地の移設候補地。
沖縄総体に行ったら、時間を見つけて辺野古に行ってみたいって思っていたんです。
日本の大きな問題になっている辺野古とはどんなところなんだろうか?
「基地問題は日本人みんなが考えなくてはならない問題だ」といわれる中で、
まさに今いちばん重要な場所である辺野古を自分の目で見てみたいと思ったわけです。
那覇から車でおよそ1時間半。
まず突然目の前に現れたのが、米軍海兵隊の「キャンプシュワブ」。
この入口の奥に海が広がり、その沿岸部が、滑走路が建設される候補地です。
とっても静か。
辺野古の集落は、そこから車で3分ほど。
東海岸に面した、とても静かな集落。
昔ながらの沖縄建築の家が並び、英語で書かれた看板や、飲み屋街が広がります。
でも、ほとんどは営業していません。
かつては、兵士のための娯楽場として、栄えていたそうですが、今は当時40件以上あった飲み屋も
12件ほどになってしまったそうです。
路地裏から、子供たちの遊んでいる声が聞こえ、おじいちゃんやおばあちゃんが椅子に座って
家の前でくつろいでいたりします。
そこから海が見える場所へ。
青い空と海が広がり、風と波の音しか聞こえません。
そして、釣り人や散歩をする人がいます。
ここが政治的にも国家にとっても大きな意味のある場所だとは思えないぐらいの静けさ。
キャンプシュワブの沿岸も見えます。
実際に訪れて、地元の人と会話をしてみると、いろんなことがわかるもんです。
いろいろなことを考えた貴重な時間でした。