東京パラリンピックも閉幕しました。

最終日、視覚障害の女子マラソンに出場したのが
西島美保子さん。唯一の県勢選手で日本選手団最高齢の６６歳！



西島さんは、福井では「福井楽障クラブ」というランニングチームに所属しています。
楽障クラブには、多くのブラインドランナーがいて、私も伴走者として時間が許す限り
お手伝いをさせていただいてます。

そんな縁で、昨年のコロナ自粛期間は、毎週水曜日に陸上競技場で西島さんとともに練習にも参加しました。

協会から送られてくるきついメニューを黙々とこなす西島さん。
あの強靭なメンタル。本当にすごい。昨年、パラの１年延期が決まったすぐ後の練習でも
一緒に走りました。西島さんの年齢にとって１年はどれほどの影響があるのか。
この期間、菅平や北見などに合宿にも行きながら、何とか東京までという思いで
練習を重ねていました。

コロナ前の2019年には、私の故郷で開かれる「かすみがうらマラソン」にも一緒に参加しました。


といっても、伴走をしたわけではありません。ついていけませんから。
「同じ大会に出た」ということです笑
この時、私はスタミナ切れでヘロッヘロ。



西島さんはもちろんずいぶん前に余裕でフィニッシュしてました笑




マラソンの後、観光名所の国営ひたち海浜公園に「ネモフィラ」を見に行ったりもしました。

　

あれから３年。リオの悔しさを晴らしてくれました。
本当によかった。

国立競技場に入ってくる西島さんは満身創痍。
でも、強い思いを感じました。絶対フィニッシュするんだと。

本当にお疲れ様でした。

これからは楽しみながら、県内を走ってください。

それにしても、途中歩いたり、足を延ばしたりしても３時間29分12秒！

私より速い。。。ほんとすげぇ！