東日本大震災から1ヶ月が経ちました。
なかなか被害の全貌がつかめず、行方不明者も多い現状…心が痛みます。
福井市の中央公園にこんな碑があります。
震災記念碑。
昭和23年6月に発生した大地震。
福井市を中心に3千人以上の人が亡くなりました。
当時、戦後最悪の震災でした。
その時の記憶を風化させないようにと、メッセージが書かれた碑がひっそりと建っているんです。
その文面には、
「市民は常に此災禍を想起して 心を戒め 身を慎むと共に
当時寄せられた内外の温かい同胞愛と人類愛を胸に刻み
感謝報恩の念に燃えつつ 日常の業務にいそしまねばならない」
と書かれています。
当時も多くのあたたかい支援があったんですね。
空襲、震災から復興した福井市。
「不死鳥の街」と呼ばれています。
私はもちろん体験していませんが、震災を経験した街として、
改めて防災について市民全員が考えるべきだと思います。