京は遠ても18里
2016.05.26 Thursday
若狭小浜と京都を結ぶ『鯖街道』。
日本海で水揚げされた鯖に塩をして、一昼夜かけて京の都に運ぶと食べごろになったそうです。
峠を越えて18里。
なかなかの距離です。
そんな距離を走ろうと。
題して「鯖街道ウルトラマラソン」。
小浜から京都の出町柳まで、「一昼夜」どころか、12時間以内に走るというトレイルマラソンです。
鯖街道のルートはいろいろありますが、なかでも最短で最も過酷なルートが「針畑越え」というルート。
そこを走ろうというんです。
総距離77キロ。800メートル級の山を3つ超えます。
この画像の一番先の山の先まで行くんです。なんと過酷な大会だ。しかも今年で21回目。
そんな大会に参加しました。
しかも、小浜市のみなさんから「川島さんも一緒に運びましょう」とお誘いを受け、
運ぶことに。
縁あって福井で働いているので、せっかくの機会ですもんね。
というわけで、前日。
北陸線と小浜線を乗り継いで小浜へ。
のんびりローカル線の旅もいいもんですね。
事前受付を済ませ、夜は一人で前夜祭。
最高にうまい寿司を堪能し、当日を迎えました。
早朝5時。
鯖街道の起点いずみ町商店街は速そうなランナーばかり。
一応、真空パックにした鯖をもって、準備万端。
6時スタート。
長い長い一人旅が始まります。
かつての商人たちは、何を思い鯖街道を往来したのか。
そんなことを考えると、なんとも不思議な気持ち。
まずは、朝日を受けながら上根来までロードを進みます。
お水送りの舞台鵜の瀬。
幻想的。
9.4キロ地点。
最初のエイドステーション。地元の皆さんが、飲み物やフルーツを準備していてくれました。
ほんと、多くの皆さんに声をかけていただいて、感激です。制限時間は12時間。まだまだ先は長い。
ゆっくりはしてられません。
さらに坂を上り、15キロから山道へ。
いよいよ、いにしえから多くの人々が行き来した鯖街道へ入ります。
なんと感慨深いのでしょう。
それにしても激坂!!!
でも、緑が気持ちいい!!
1つ目の峠を越えると、滋賀県。
下ったころには太陽の位置も高く、暑さが体力を奪う。
でも、この一歩一歩が出町柳につながるんです。
途中のエイドステーションで提供される食べ物のおいしいこと!
きゅうり、とまと、そうめんにジャム付きのパン。
でも、辛い。
2つ目の峠に登るころには、下を向いてただひたすら歩くだけ。
まさに修行です。
でも、確実に出町柳は近づいている。
3つ目の峠を登り切ると、あとはひたすら下るだけ。
下ればその先は鞍馬。
途中、4か所の関門がありますが、そこも無事に時間以内に通過。
そしてついに、鴨川へ出ました。
あとは河川敷を5キロ!
この頃には、スマホの電源も切れ、写真も撮れず。
ひたすらゴールを目指します。
人が増えてきて、大文字が見えてきた。
そして、、、
無事にフィニッシュ!!
鯖街道77キロ。完走できました。
長かった道のり。途中、何度心が折れかかったことか。
でも、あきらめなくてよかった。
すべてを忘れる最高の瞬間でした。
小浜市の皆さんも無事にフィニッシュ。
小浜から鯖街道で京の都に鯖を運びました。
飛脚並みのスピードで。今なら、「即日配送」ってとこですかね。
でも、その鯖は…
とても食べられそうにありません。
あ、参加賞は「浜焼き鯖」
こんなに味わって食べたのは初めてかも。
格別でした。
今度は東尋坊。
心配です。。。
日本海で水揚げされた鯖に塩をして、一昼夜かけて京の都に運ぶと食べごろになったそうです。
峠を越えて18里。
なかなかの距離です。
そんな距離を走ろうと。
題して「鯖街道ウルトラマラソン」。
小浜から京都の出町柳まで、「一昼夜」どころか、12時間以内に走るというトレイルマラソンです。
鯖街道のルートはいろいろありますが、なかでも最短で最も過酷なルートが「針畑越え」というルート。
そこを走ろうというんです。
総距離77キロ。800メートル級の山を3つ超えます。
この画像の一番先の山の先まで行くんです。なんと過酷な大会だ。しかも今年で21回目。
そんな大会に参加しました。
しかも、小浜市のみなさんから「川島さんも一緒に運びましょう」とお誘いを受け、
運ぶことに。
縁あって福井で働いているので、せっかくの機会ですもんね。
というわけで、前日。
北陸線と小浜線を乗り継いで小浜へ。
のんびりローカル線の旅もいいもんですね。
事前受付を済ませ、夜は一人で前夜祭。
最高にうまい寿司を堪能し、当日を迎えました。
早朝5時。
鯖街道の起点いずみ町商店街は速そうなランナーばかり。
一応、真空パックにした鯖をもって、準備万端。
6時スタート。
長い長い一人旅が始まります。
かつての商人たちは、何を思い鯖街道を往来したのか。
そんなことを考えると、なんとも不思議な気持ち。
まずは、朝日を受けながら上根来までロードを進みます。
お水送りの舞台鵜の瀬。
幻想的。
9.4キロ地点。
最初のエイドステーション。地元の皆さんが、飲み物やフルーツを準備していてくれました。
ほんと、多くの皆さんに声をかけていただいて、感激です。制限時間は12時間。まだまだ先は長い。
ゆっくりはしてられません。
さらに坂を上り、15キロから山道へ。
いよいよ、いにしえから多くの人々が行き来した鯖街道へ入ります。
なんと感慨深いのでしょう。
それにしても激坂!!!
でも、緑が気持ちいい!!
1つ目の峠を越えると、滋賀県。
下ったころには太陽の位置も高く、暑さが体力を奪う。
でも、この一歩一歩が出町柳につながるんです。
途中のエイドステーションで提供される食べ物のおいしいこと!
きゅうり、とまと、そうめんにジャム付きのパン。
でも、辛い。
2つ目の峠に登るころには、下を向いてただひたすら歩くだけ。
まさに修行です。
でも、確実に出町柳は近づいている。
3つ目の峠を登り切ると、あとはひたすら下るだけ。
下ればその先は鞍馬。
途中、4か所の関門がありますが、そこも無事に時間以内に通過。
そしてついに、鴨川へ出ました。
あとは河川敷を5キロ!
この頃には、スマホの電源も切れ、写真も撮れず。
ひたすらゴールを目指します。
人が増えてきて、大文字が見えてきた。
そして、、、
無事にフィニッシュ!!
鯖街道77キロ。完走できました。
長かった道のり。途中、何度心が折れかかったことか。
でも、あきらめなくてよかった。
すべてを忘れる最高の瞬間でした。
小浜市の皆さんも無事にフィニッシュ。
小浜から鯖街道で京の都に鯖を運びました。
飛脚並みのスピードで。今なら、「即日配送」ってとこですかね。
でも、その鯖は…
とても食べられそうにありません。
あ、参加賞は「浜焼き鯖」
こんなに味わって食べたのは初めてかも。
格別でした。
今度は東尋坊。
心配です。。。