◆宮城リポート その2
2011.05.31 Tuesday
巨大津波によって宮城県も多くの犠牲者が出ました。
焼香ができる場所がないかと宮城県庁のHP上で探していたところ、
目に留まったのが10か所あるご遺体安置所の案内でした。
「外に祭壇があるかもしれない」と思い、そのうちのひとつの住所をカーナビに入力して東松島町に向かいました。
着いてみると、なぜかそこは避難所…???
<昼食時の行列>
驚きました。
なんと避難所に隣接して安置所があったのです。
<左:避難所 右:安置所>
避難所では3つの部屋に150人が身を寄せ合って生活しています。
<避難所の中>
いまだに隣の家族との仕切りもないので聞いてみると、「その分狭くなっちゃいますからね」と話していました。
一方、ご遺体安置所となっている体育館は自衛隊が管理していました。
祭壇は中にあり焼香目的だけでは入れないとのこと。
でも、取材を兼ねた訪問だと伝えると、入室に許可が出ました。(撮影は不可)
賑やかな避難所とは対照的に、静まり返る体育館内。
小さな祭壇の向こうには、整然と並ぶ14の棺がありました。
(入り口にはご遺体を示す何百もの番号と特徴が張り出されていましたが、多くは身元が分かったということでしょう)
一刻も早くすべてのご遺体が家族に確認されることを願いつつ、ご冥福をお祈りしました。
避難所になっているのは、東松山市小野市民センター。
<避難所の人たちの家周辺>
<避難所前で遊ぶ子ら>
子どもからお年寄りまで厳しい現実を受け入れて懸命に生きています。
避難所の隣がご遺体安置所というのは厳し過ぎます・・・
早く改善されることを祈ります。
焼香ができる場所がないかと宮城県庁のHP上で探していたところ、
目に留まったのが10か所あるご遺体安置所の案内でした。
「外に祭壇があるかもしれない」と思い、そのうちのひとつの住所をカーナビに入力して東松島町に向かいました。
着いてみると、なぜかそこは避難所…???
<昼食時の行列>
驚きました。
なんと避難所に隣接して安置所があったのです。
<左:避難所 右:安置所>
避難所では3つの部屋に150人が身を寄せ合って生活しています。
<避難所の中>
いまだに隣の家族との仕切りもないので聞いてみると、「その分狭くなっちゃいますからね」と話していました。
一方、ご遺体安置所となっている体育館は自衛隊が管理していました。
祭壇は中にあり焼香目的だけでは入れないとのこと。
でも、取材を兼ねた訪問だと伝えると、入室に許可が出ました。(撮影は不可)
賑やかな避難所とは対照的に、静まり返る体育館内。
小さな祭壇の向こうには、整然と並ぶ14の棺がありました。
(入り口にはご遺体を示す何百もの番号と特徴が張り出されていましたが、多くは身元が分かったということでしょう)
一刻も早くすべてのご遺体が家族に確認されることを願いつつ、ご冥福をお祈りしました。
避難所になっているのは、東松山市小野市民センター。
<避難所の人たちの家周辺>
<避難所前で遊ぶ子ら>
子どもからお年寄りまで厳しい現実を受け入れて懸命に生きています。
避難所の隣がご遺体安置所というのは厳し過ぎます・・・
早く改善されることを祈ります。