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アナウンサー&パーソナリティ

陣内貴美子キャスターが語る山口茜選手の強さ

2013.09.26 Thursday
       

バドミントン山口茜選手(勝山高校1年)のヨネックスオープン優勝報告会の様子です。

決勝戦の前は、「注目されるのは苦手なんです…」
「田舎者なんで、どう対応したらいいのか…」
「しょせん高1なので、でかいことは考えていないです…」

こう言いながら、バドミントン世界一に輝きました〜いやあアッパレです!

ひとつ前の大会は金沢市。
台風の影響で新幹線がストップし、東京への移動は大変だったとか。

しかし疲れも見せずに予選から快進撃!
無欲で、謙虚なふるまいなのに、コートでは驚異的な強さを見せましたね。
世界ランキングも年齢も上の相手に、圧巻のストレート勝ちばかりでした。

山口選手にはこれまで何度かインタビューもしました。
中学生で日本代表になっても、オリンピックについてはあまり話しませんでした。
しかし、勝山高校入学後は、はっきりと「出たい」と答えるように。
そして2020年の東京五輪が決まったあとには「できればメダルも…」と。

そして今回の史上最年少優勝。
東京五輪の前に、リオ五輪の出場も夢ではなくなってきましたね。

これまで誰も日本人が成しえなかった今回の優勝。
体も小柄だし、まだ16歳の山口選手の強さの秘密はどこにあるのでしょう?

おじゃまっテレでおなじみ陣内貴美子キャスター(元五輪選手)に詳しく聞きましたよ。

明日の「おじゃまっテレ フライデー」で放送します!!

日本代表とサッカー

2013.09.18 Wednesday
若狭ののどかな風景が変わり果てた姿に心が痛みます。
豪雨の被災にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧を願います。



さて、夏のある日、僕とサッカーをする左奥の少年は下口稚葉(わかば)君。

       

福井市出身で15歳以下日本代表の中学3年生です。
静岡にある日本サッカー協会のアカデミーに通っています。

この日は里帰り中で、東京五輪が決定する直前でした。

       



Q福井を離れて3年、近況は?
「静岡でいい経験をしていて、サッカーレベルも人間的な部分でもひと回り成長できました」

Qアカデミーはどんな所?
「(グラウンドは)人工芝も天然芝もあって、寮の前に富士山があってという自然にも恵まれた環境です。
よくスタッフに、富士山のように逞しくなれと言われます。
富士山を毎日朝起きて見られるのはいい環境にいると思います」


Qポジションは?
「小学校の時は前線だったんですが、中学になってセンターバックというディフェンスのポジションを
やらせていただいています。最初はとまどったんですけど、2年やって慣れました。
守備の要としてしっかり自分のやることをやっています」


Q2020五輪開催地の期待は?
「自国開催となって、自分がもしオリンピックに出れるとなったらうれしい。
自国開催だとそれに向けて自分もがんばれると思うので、自分も出られるように
常に目標を持ってやっています」

「自分の国でやった方が慣れもあるし盛り上がりも絶対あると思うので、自分の国でオリンピックをやって、
自分が出場して、自分が活躍できればベストだと思います」


Qオリンピック以外の将来の夢は?
「まずプロになって活躍して、海外に行ってワールドカップに出て日本を代表する選手になることです」

Q入りたい海外チームは?
「(イングランド)プレミアリーグや(スペイン)リーガエスパニョーラです。
サッカーが中心の国でプレーできたら、夢が叶います」


普通の15歳でなく、日本代表の選手が語る夢。
実現してくれるかも!と思うと、わくわくしました。

この直後、新たに日本代表入りの吉報が届きました。
いよいよ今月下旬から、17歳以下Wカップ予選に挑む下口君。

福井の下口君から、世界のワカバへ! 
一緒にサッカーしたのが、お宝体験になるといいなあ。

きょう放送!まるでホンモノ!?

2013.09.10 Tuesday
       

福井市内の病院でのリポート風景です。

パソコンのディスプレーに映っているのは・・・


        大腸!


止まっているように見えますが、動いています。

まるで内視鏡で見ているように!

でも実際は、内視鏡は使いません。

CTで1分間ほど撮影するだけ(下剤を飲んだりはしますが…)


大腸がんは女性の死亡原因の1位。

でも苦痛や恥ずかしさがあって、内視鏡の大腸検査は伸び悩んでいるとか。


この「大腸仮想内視鏡検査」は患者の負担が少ないんです。

一方、短所もあります。


詳しくは今晩、火曜日のおじゃまっテレ「健康いちばん」のコーナーで。

18時15分から19時までの間に放送します。

ぜひ、ご覧ください!!

福井工業大学にて

2013.09.02 Monday


「僕が子供の頃、逮捕された人は『呼び捨て』でした」

「それに『前科』があれば、『1犯、2犯』と伝えていました」

「北朝鮮は『北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国』と呼び…」

昔のニュースの話をしたら、大学生たちは驚いたようでした。



福井工業大学でアナウンサーの仕事や言葉について話しました。

学生から届いたリポートを読むと、関心をもって聞いてくれたようです。



印象に残った話が比較的共通していたようですね。

例えば、読み方ひとつで、意味が変わってしまう例。

「乗用車がセンターラインを越え走ってきたトラックと衝突!」。

センターラインを越えたのが乗用車かトラック?

読むときにどこで区切るかで変わりますね。

どこで間を取るかは、アナウンサーにとって大切な点です。


日本語の変化の話もしました。例えば、「絶対」という言葉。

昔は「絶対にいけない」など、必ず後に否定の表現がつきました。

でも今は「絶対に大丈夫」と、肯定的にも使われますね。

アナが使ってもOKでしょう。


一方、「ヤバい」という表現はどうでしょうか。

「都合が悪い・危ない」という意味が一般的ですね。

でも最近は「かっこいい」「美味しい」という意味で使うことも。

例えばテレビのグルメリポートで、こんな使い方をしたら…

「今日は今評判になっている『ヤバい』レストランに来ていま〜す」

そのアナウンサーは二度と画面に登場しないでしょう(笑)


言葉は生き物として変化し、多数決で「正しい」と決まっていきます。

「変化していく言葉」をアナが使うのは、一番遅くてよいのです。


今回は、大学生と一緒に改めていろいろと勉強することができました。

福井工業大学の皆さん、ありがとうございました!

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