文珍さんの落語
2012.01.24 Tuesday
桂文珍さんの独演会を見にハートピア春江へ。
「健康のためにも笑った方がいい」と両親を誘って行きました。
マクラから会場は爆笑〜
弟子を助手車に乗せて、「バックを見ていろ」と言ったら、後方ではなくてカバンを見ていたとか、
妻のマニュキュアを誉めたら、「ドアで指を詰めて色が変わっただけ」と言われたとか…
文珍さんの好きなところは、最新のITや時事ネタから古典落語まで、テーマが幅広い点です。
i Padや野田総理の眼帯の話で笑わせてくれたあとに、気持ち良く古典の世界へ誘ってくれました。
演目のひとつは古典落語の「星野屋」。
男女が心中しようとしますが、女が裏切って、男だけが川の中へ。
その後、死んだはずの男が女の前に現れるというお話…
怖い? いえいえもちろん大笑いでした。
そして古典落語「ぞろぞろ」。
閑古鳥鳴く店の店主が、神様に商売繁盛を祈ると、草履が売れに売れます。
在庫がなくても、ぞろぞろ出てくる???
それを見た暇な床屋も真似をして神社にお参りすると、あっと驚く展開に・・・。
聞き手の想像力を膨らませ、大笑いさせる文珍さんの名人芸。
お見事でありました。