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アナウンサー&パーソナリティ

おーい!

2015.03.25 Wednesday


おおい町で「おーい!」と叫んでみました(笑)
先週は2回おおい町へ取材に行きました。
舞鶴若狭自動車道のおかげで近くなりましたね。

          

目的はエレファンツのキャンプとサウルコスの公式戦です。
どちらも新しい顔ぶれが加わって、フレッシュな印象でした。
エレファンツは吉竹新監督のもとでまず前期優勝を!
サウルコスはJFL昇格に向けての再スタートです!
福井の野球とサッカーを代表する両チームから今年も目が離せませんね。



おおい町で昼食のために訪ねたのが「道の駅うみんぴあ大飯」。
フードコートで買ったのが250円のご飯セット。
ずいぶん質素?・・・もちろんこれだけではありません。



隣の鮮魚コーナーで、「お刺身」を選んで買うんです。
僕は「サザエ・ブリ・バト」と書かれたパックを買いました(780円)。
バトって何?と思いましたが、マトウダイ(鯛)のことのようです。



獲れたての旬の魚だけにとっても美味しかったです!
なかなか面白いシステムですし、観光客にも好評のようでした。

北陸新時代

2015.03.18 Wednesday
     

金沢駅から福井まで、「恐竜列車」が走ればたくさん来てくれるかなあ…
新幹線金沢開業の特別番組を担当し、そんなことを感じました。

     

ゲストは東京からお招きしたJTB総合研究所主任研究員の中根裕さんでした。
JR福井駅には、「動く恐竜」や「壁画」が登場しましたよね。

でも中根さんは、駅に着いた時に「気づかなかった(苦笑)」そうです。
周辺が工事中とはいえ、分かりやすい工夫が必要かもしれません。

番組の大きなテーマは、「金沢開業による福井の観光客の増加」。

福井の恐竜はオンリーワンの魅力的な観光素材であることは確かです。
中根さん曰く、「さらに徹底して恐竜にこだわるべき」。

また、東京人の意識も分析してくれました。
「米原回りで福井へ行くのは『戻るようで損だ』と感じているんです」
「北陸新幹線が金沢止まりでも、『先に行きたい』気持ちになるものですよ」

このため開業1年目は、福井にも効果が現れるはずだということです。
福井に来てくれた人がどう感じたかが重要で、大事なのは開業2年目から。

福井の強みは?と聞くと、「知られていないこと」だそうです(涙)。
例えば「熱海」は従来のイメージを変えるのに苦労しているとか。

その点「福井はイメージが無く、アピールしやすいはず」だそうです。
北陸を一括りに捉える人が多いことも案外、好材料かもしれません。

北陸新幹線は一日5万人、年間1800万人の輸送能力があります。
県外からの観光客層に関東圏が加わるのかどうか…。

新たに広がった可能性に期待するだけではいけませんね。
県民が当たり前のことでも、原点に戻ったアピールも重要なようです。

影武者

2015.03.12 Thursday
     

左は、福井から輩出した唯一の内閣総理大臣「岡田啓介」
右は、その第一秘書だった「松尾伝蔵」(陸軍大佐)
2人は義理の兄弟で、共に福井市旭小学校出身です。

2・26事件で松尾大佐は、岡田総理の身代わりで殉職しました。
2人についての話を、旭小学校で語り部の人から聞く機会がありました。

    

「松尾大佐は、岡田総理とそっくりなヒゲをたくわえていました」

「いざという時には、身代わりになろうと思っていたんです」

「将兵らは松尾大佐を岡田総理だと思い込み、射殺したのです」


児童らと共に話に引き込まれました・・・


「当時は総理大臣の顔も、新聞の写真でしか知らない時代でした」

「翌日の新聞には、『岡田総理大臣殺害』と載ってしまったんです」


    

旭小学校には松尾伝蔵の銅像があり、毎年2月26日に献花式があります。
旭地区の多くの人が校庭に集まって、花を手向けるんです。
松尾伝蔵の勇気を称え、長年語り継いでいるんですねえ。

驚いたのはそれだけではありません。
♪「ああ 悲壮 松尾大佐〜」と松尾伝蔵の歌まで歌われるのです。

     

興味が沸いたので、2・26事件を描いた映画のDVDを借りました。
深夜、首相官邸が襲われ、押し入れに隠れる岡田総理…。
そっくりな松尾大佐に「岡田総理ですか?」と聞く将兵…。
「いかにも」と答えた大佐は、雪降る庭に連れ出され撃たれます。

人の話を聞いたり映画で見ると、事件が実感を伴い伝わってきます。
日本が戦争への道に突き進む契機となったとされる2・26事件。

戦後70年を迎え、郷土の人や歴史からも平和の尊さを考えたいですね。

被災地・宮城より

2015.03.04 Wednesday
東日本大震災からまもなく4年。
この時期に被災地からお取り寄せをするのが恒例になってきました。

          

今年は、宮城県東松島市の海産物(マルヤ鮮魚店)を選びました。
「生ホタテ8枚」・「牡蠣6個」・「イカの一夜干し」と「塩辛」・「茎ワカメ海鮮漬け」の5種類。     

まずは生ホタテを刺身にして口に運ぶと、ノックアウト級の旨さで感激しました!
続いて、焼いてみると香ばしさも加わり、風味満点の美味しさ。

     


東松島は、日本三大「牡蠣」産地だそうですね。
「かきぽん」という商品は、レンジでチンすると熱々の蒸し牡蠣に。
溢れ出す旨味と、食べ応えある大きさに感動しました。

     


そしてイカ。
店主は元遠洋イカ釣り漁師で、手作りの「一夜干し」も「塩辛」もさすがに美味!
船上で食べていたという「塩辛」は、しょっぱさがあまり無いんです。
その分、ワタのコクとイカの甘味が際立ち、熱々ご飯とともに頬張りました。

     

「茎ワカメ」もコリコリした食感とさっぱりした味付けが美味しくて、5種類全てに満足。
元気になりつつある宮城の水産業を実感しました!

この東松島市には、震災直後に訪れました。
避難所で出会った人の逞しい生活ぶりと、隣に安置所があった厳しい現実。
一生忘れられない光景でした。

     

お取り寄せのような小さな支援でも継続してできればと思います。
なお、商品は奥松島公社のサイトで見つけた「浜風 人気詰め合わせセット」(4470円)です。
http://www.okumatsusima.jp
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